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耐風圧クリップ(耐震クリップ)[組立品]【資料1】クリップ接合部の衝撃試験231取り付け出荷時の状態”平成28年基準『隙間なし天井』告示第3第3項)”で要求される「クリップの緊結度合」を確認する為の試験クリップを含む試験体に、一定の高さから一定の錘を自然落下させて衝撃を加え、その際の残留変位を計測し、損傷の有無及び程度を確認する。試験方向は、「天井面法線方向」「野縁方向(正)」野縁方向(負)」野縁受け方向」を実施。全ての試験体で接合部に生じた残留変位が閾値(5mm)を超えず、かつ顕著な損傷が生じていない場合、その接合部は『緊結である』と評価する。分解*高耐食ボルトをご希望の場合は受注生産(プロイズ処理)にてお受け致します。組立品意匠登録緊結19形・25形用耐風圧及び耐震用クリップ用途※仮組みされています出荷時の状態(ユニクロ)M6x20アプセットボルト(スプリングワッシャー付)7φ丸穴側金具M6バーリングタップ側金具仮組み組立品の利点仮組みされている為、一つの腰袋に収まり取り出し易く通常品に比べ施工時間の大幅な短縮が可能です。※C-40x20用の【組立品】は受注生産にてお受け致します。(ユニクロ)M6x20アプセットボルト(スプリングワッシャー付)取付手順品番材質ケース数量ケース重量高耐食めっき鋼板1.6t2050C-38x12用(SC)2060C-38x12用(WC)200組10kg100組9.8kg高耐食めっき鋼板溶融亜鉛-アルミニウム-マグネシウム合金めっき鋼板仮組みドライバー野縁受け野縁7φM6バーリングタップ仮組みされた状態では野縁と野縁受けの嵌合は出来ません。必ずボルトを外して施工してください。使用上の注意・耐風圧SC・耐風圧WC・耐風圧クリップ押上式-S・耐風圧クリップ押上式-W・耐風圧クリップ押上式Ⅱ-W1.2t1.6t1.6t耐風圧SC【組立品】耐風圧WC【組立品】衝撃試験で『緊結である』と評価したクリップはマークをつけています。緊結上記5種類のクリップは、全ての試験体で残留変位が5mmを超えず、顕著な損傷を生じていなかった為、これらのクリップを用いた接合部は『緊結である』と評価した。告示第3第3項(隙間なし天井)隙間なし斜め部材なし隙間(クリアランス)仕様ルート告示第3第2項(斜め部材+クリアランス)*耐風圧クリップ押上式Ⅱ-S」は、野縁方向の残留変位が5mm以上であった為、緊結マークをつけておりません。*40x20用の「耐風圧SC40x20」耐風圧WC40x20」は衝撃試験を実施しておりません。1.『隙間なし天井』とは2.試験方法3.評価方法4.試験結果特定天井に関する設計ルートのうち、仕様ルートの『周囲の壁等との間に隙間を設けない仕様』告示第3第3項)のことは『隙間なし天井』と呼称されている。・地震時に天井面に加わる外力を、天井面構成部材及び、周囲の壁などを介して構造躯体に伝達することで構造耐力上の安全性を確保しようとするもの。・仕様として『天井材を相互に緊結すること』と定められているが、クリップに関しては『耐風圧クリップ相当の緊結度合を別途定める試験方法により確認されたものを使用する』とされている。この別途定める試験方法が『クリップ接合部の衝撃試験』である。参考文献:建築物における天井脱落対策に係る技術基準の解説(平成28年7月版)第Ⅰ編平成28年基準(隙間なし天井の新基準)の逐条解説〔52050〕06